盛岡さんさ踊り区民ツアー参加者を募集 文京区と盛岡市は、石川啄木「生誕の地」と「終焉の地」ということを縁に、交流を深めてきました。さらなる両区市の都市間交流活性化のため、伝統ある盛岡さんさ踊りを鑑賞する区民ツアーを実施します。希望者は当日踊…

書評）『十五の夏』（上・下） 佐藤優〈著〉 評・佐伯一麦（作家）世界に向かう真っ当な好奇心 石川啄木は〈不来方のお城の草に寝ころびて〉と15の心を詠（うた）い、尾崎豊は〈盗んだバイクで走り出す〉と15の夜を歌った。川端康成は、数え16で〈しびんの底…

啄木祭全国俳句大会 第60回啄木祭全国俳句大会は、盛岡市渋民の渋民公民館でこのほど開かれ、席題句と募集句の入選作品が選ばれた。 席題句 啄木祭賞 啄木の時報ゆるりと田水張る 兼平玲子さん 席題句 盛岡市長賞 くちなはの土の匂ひを干してをり 澤口航悠さ…

盛岡・渋民小 鼓笛隊 半世紀の伝統 盛岡市の渋民小鼓笛隊は、6月9日の啄木祭に向けて練習を重ねている。特設クラブの同隊は、50年以上にわたり先輩から後輩に技術を受け継いでいる。26日の運動会では、きびきびとフォーメーションを変化させ、色鮮やかな旗を…

企画展 「牧水」第２弾、花にまつわる32首紹介 日向・記念文学館 ／宮崎 宮崎県出身の歌人、若山牧水の短歌から花にまつわる歌を厳選した企画展「牧水の花」が、日向市東郷町の若山牧水記念文学館（伊藤一彦館長）で開かれている。昨秋の「牧水の月」に続く…

[ハタケニラ] 月刊「民主文学」2017年12月号 特集 明治百五十年 「石川啄木 ──時代閉塞の現状に宣戦する志──」＜1＞ 池田 功 大江健三郎は日米安保闘争のあった翌年に、「強権に確執をかもす志」（『世界』1961年7月号）を書いている。その中で「今から五十…