〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2016-04-17から1日間の記事一覧

岩手で「文学フリマ」初開催へ 地域独自カテゴリー、記念アンソロジーも

文学フリマ岩手事務局は9月4日、岩手県産業会館大ホール(盛岡市大通1)で「第1回文学フリマ岩手」を開催する。 文学フリマは2002年に始まった文学作品の展示即売会。2014年に全国各地の有志で開催できるよう支援する「文学フリマ百都市構想」を立ち上げ、金…

「箱館歴史散歩の会」1年ぶり再開 おもてなし力支援へ

函館市内を散策しながら函館の歴史を学べる場として人気を博し昨年、惜しまれつつ活動を休止した「箱館歴史散歩の会」が約1年ぶりに再開する。予約不要という気軽さもあって、毎回平均約80人、延べ約1万人が参加した。 新幹線で函館を訪れる観光客が今後増え…

【文豪の素顔】結核に冒され薬代も払えない石川啄木に漱石は見舞金10円を送るが…

『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』…数々の名作を世に残した文豪・夏目漱石が没して今年でちょうど100年。漱石は小説、評論、英文学など多分野で活躍する一方、慈愛に富んだ人間味あふれる紳士でもあった。 1912年4月15日 今から104 年前の今日、45…

石川啄木を死に至らしめた「結核」

◯シリーズ「傑物たちの生と死の真実」第19回 夭折の歌人・石川啄木を死に至らしめた「結核」は、なぜ根絶できないのか? 4月13日は夭折の歌人・石川啄木の命日である。 1912年(明治45年)に満26歳という若さで没している。死因は肺結核。この病は、啄木のみ…

"これを「天職」と言わずして、何をか言わんや" エッセイ

「天職」に就く 森 義真 (もり よしまさ)(石川啄木記念館館長) 「天職」とは、手元の辞書によると、「天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業」とある。現在私は盛岡市にある「石川啄木記念館」の館長として諸業務に励んでいる。 定年…

「函館に守り遺されてきた啄木日記」企画展 4/10〜10/4

[ハクウンボク] ◯平成28年度 函館市文学館企画展 石川啄木生誕百三十年特別企画 「函館に守り遺されてきた啄木日記」 平成28年4月10日(日)〜平成28年10月4日(火) 「啄木が焼けと申したんですけれど、私の愛着が結局さうさせませんでした。」 (節子夫人…