〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2016-01-04から1日間の記事一覧

<答え> 基礎学力検査 国語

◎年の瀬に頭の体操 イチ ニ サンッ!(「啄木の息」2015-12-30) 答え(1)困窮、評価、居候、同郷、先輩、連載、3巻、象形、冒頭、異なる(2)イ(3)(C)オ (D)キ (E)ウ (G)カ(4)(F)イ (H)カ(5)(A)友 (I)朋 (J)友 ────────────…

石川啄木が明治44年の元日に詠む

天鐘 -デーリー東北- 〈何となく 今年はよい事あるごとし 元日の朝 晴れて風無し〉。石川啄木が明治44年の元日に詠んだ句である。今年の元旦も晴れて寒くなく、風のない過ごしいい元朝だった。何となくよい事がありそうな―。 大晦日(おおみそか)の翌朝だけ…

新春の空に 石川啄木のこの歌はよく似合う

[コブシ] 春秋 -日経新聞- 「何となく、/今年はよい事あるごとし。/元日の朝、晴れて風無し」。新春のおだやかな空に、石川啄木のこの歌はよく似合う。借金と病気に苦しんだ啄木だが、それだけに新しい年への思いも強かったのだろう。ほかにも「悲しき玩具…