〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

啄木の碑 建立ラッシュ 没後100年

歌人石川啄木は道内に1年近く滞在し、多数の秀歌を残した。没後100年の今年、釧路市や旭川市で啄木碑が新たに建てられ、道内の啄木碑は45基になった。9月には札幌市でも下宿跡近くに4基目が新設される。啄木を追慕する碑は全国で171基。その4分の1超が道内に…

野口雨情の住んでいた家 宇都宮市<その 1 >

啄木文学散歩・もくじ 石川啄木と野口雨情 1907年(明治40)21歳の石川啄木は25歳の野口雨情と、北海道「小樽日報」の創業時に記者として出会う。 啄木の日記によれば、知り合って十日目「野口君と予との交情は既に十年の友の如し」。「共に豚汁を啜」り、「…

第2回「文の京ガイドツアー」−啄木と本郷− 7/7

「観光ガイド」と文京区の良さを再発見してみませんか? 観光ガイドとともに歩く、文の京ガイドツアー、今回は、石川啄木没後100年記念事業のひとつとして、啄木にゆかりのある本郷のまちをご案内します。 明治末〜大正期の文京区にスポットを当てた珍しいツ…

啄木没後100年、安藤忠雄氏が講演 記念フォーラム 岩手

建築家の安藤忠雄氏が「歩きながら考える」の題で講演。わずか26年の人生で多くの作品を残した啄木をはじめ、幕末や明治の人たちが勇気をもって行動しながら考えていたとして、その濃密な人生をたたえ「現代人には持続力、戦略、忍耐がない」と指摘。 さらに…

没後100年記念 啄木祭

啄木の母校・渋民小学校の鼓笛隊の演奏で啄木祭がスタートし、地元のコーラスグループや不来方高校音楽部も啄木の詩や短歌をメロディに乗せ聴衆を魅了しました。 フォーラムでは建築家の安藤忠雄さんが講演。復興を成し遂げるためにも日本人の人間力を高めな…

啄木没後100年、思想語り合う 盛岡

建築家安藤忠雄氏が講演し、啄木が古里を詠んだ歌を取り上げ「これからを生きるには、自分の古里を守り、国際的視野を持つことが必要だ。自分の心の古里がどこにあるかを考え、それを守ってほしい」と強調した。 盛岡市のほか東京都文京区、札幌市など、啄木…

啄木の魅力に浸る 盛岡で没後100年祭

定員600人のホールは、県内外からの来場者でほぼ満席。開幕セレモニーで、渋民小鼓笛隊、コールすずらんなどが啄木ゆかりの曲を演奏。不来方高音楽部は、啄木と妻節子の写真が掲げられた舞台で、短歌にメロディーをつけた「ふるさとの山に向ひて」を若々しい…

郷土偉人に思いはせ 盛岡で啄木祭

盛岡市玉山区出身の歌人石川啄木をたたえる「啄木祭−愛され続ける啄木」は2日、同区の市渋民文化会館・姫神ホールで開催された。 ゆかりの地サミットには谷藤市長のほか、北海道からは札幌啄木会代表で小樽啄木会員の太田幸夫さん、釧路市の小松正明副市長…

小石川「終焉の地」に歌碑が…

[スイカズラ] 「啄木終焉の地」碑再建へ 東京・文京区長が方針 歌人石川啄木が亡くなるまで過ごした東京都文京区小石川に「終焉の地」を記念する歌碑が建てられることになった。文京区の成沢広修区長が2日、盛岡市で開かれた啄木祭の「ゆかりの地サミット」で…

没後100年!札幌啄木ゆかりの地めぐり

<札幌は寔(まこと)に美しき北の都なり。初めて見たる我が喜びは何にか例へむ。>これは、明治を代表する歌人・石川啄木が、札幌について書き記した「秋風記」の引用です。北海道では、函館や釧路のイメージが強い啄木ですが、実はここ札幌にも滞在し、そ…

台日文学者交流会 6/9-11

[タイワンレンギョウ] 2011.3.11東日本大震災復興祈念 台日文学者交流会 2012年6月9日・10日・11日(一般参加歓迎) 6月9日(土) 台日文学者交流 I 18:00〜19:20 岩手大学学生センターA棟・G19講義室(講演会:入場無料) 講演「文学者が見た東日本大震災…