【秋の夕暮れ】
「岩手大学に啄木の妻・節子の生家跡」
井戸枠や上屋を復元し市民に公開
- 岩手大学植物園内にある古井戸を含む一画が、石川啄木の妻・節子の生家だったことが明らかになった。
- 同大は時代考証を経て井戸枠などを復元。井戸枠のふたには啄木と節子の短歌を一首ずつ刻んだ。
- 堀合(節子の旧姓)家の井戸が埋められずに現存しているのは、温室の植物の注水用として使われていたためという。
- 復元を記念し10月1日から上田地域の歴史や節子に関する展示会を植物園の旧温室内と同大ミュージアム本館で開催。
- 10月14日には記念式典と講演会を予定している。
(2008-10-01 盛岡タイムス)