〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木の父の直筆とみられる歌の短冊が 石川啄木記念館へ贈られる

短冊「山見れば霞たなびき川見ればこほり流れて春は来にけり」(写真:国際啄木学会盛岡支部

岩手日報 2024-03-30

学芸余聞

石川啄木の父一禎(いってい)の直筆とみられる歌の短冊が、国際啄木学会盛岡支部(山田武秋支部長)から石川啄木記念館(森義真館長)に贈られた。

・同学会新潟支部支部長の塩浦彰さんが古書店で購入し、昨年12月、盛岡支部に託された。

・山田支部長は「学会と記念館は研究の両輪。さらに一禎の研究が深まってほしい」と期待した。