〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

『鉄道文学傑作選』『弥彦と啄木』 新刊

おはよう!

 中公文庫

鉄道文学傑作選』

   編者 関川 夏央

・価格 ¥990(税込)

中央公論新社(2024/01/23 発売)

 

文学に現れた「鉄道風景」を読み解く。

漱石、啄木(「一握の砂」より)、芥川、賢治、荷風、百閒、そして、宮脇俊三藤沢周平……。

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『弥彦と啄木』

日露戦後の日本と二人の青年

 内藤一成 著

・芙蓉書房出版 2024年2月【委託】新刊

・本体 2700円

 

明治19年(1886)2月、同じ年の同じ月に生まれた二人の青年、三島弥彦石川啄木

満22歳の明治41年の日記1年分から興味深い内容や特筆事項を月ごとに摘出し、これに解説を加えて時代の一端を描く。