岩手県盛岡市 歌人・石川啄木の没後110年 啄木忌法要
- 岩手が生んだ歌人・石川啄木が亡くなってから13日で110年となり、幼い頃を過ごした盛岡市渋民の寺で法要が営まれた。歌集『一握の砂』『悲しき玩具』などで知られる啄木は、110年前、1912年の4月13日に26歳の短い生涯を閉じた。
- 岩手山を望む現在の渋民公園に建つ啄木の歌碑。地元の青年を中心に、啄木の没後10年・1922年に全国で最初に建てられたものだ。13日で建立100年を迎え、今も大切に守る関係者は、改めて望郷の思いを感じていた。(石川啄木記念館 森義真館長)「全国に185基ほどの啄木歌碑が建てられているが、その第1号ということで、啄木顕彰のシンボルとしてみんなが眺めてくれるのは感慨深いものがある」
- 『啄木顕彰』の動きで建てられた石川啄木記念館は、13日、一日無料で公開され、29日には、啄木ゆかりの歌曲を聴く催しが開かれる。
(2022-04-13 テレビ岩手)