《 いまだから 》
♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<6>東京都文京区 9
9 森鴎外記念館 観潮楼歌会
観潮楼歌会は、森鴎外の自宅で催された。1908年(明治41)5月2日、啄木は与謝野寛に誘われ初めて歌会に出席する。啄木は、佐佐木信綱、伊藤左千夫、平野万里、吉井勇、北原白秋らと出会い、彼らの多彩な表現方法を学んだ。
ストリートビュー(1)は、団子坂上の森鴎外記念館正面。左の通路を進んだ右側に入口がある。
ストリートビュー(2)は記念館の裏門を出たところ。森家の二階からは、上野の森の向こうに品川沖の海が見渡せたという。そこで鴎外により「観潮楼」と名づけられた。およそ、この方向が品川沖。
・参考
「啄木と文の京(みやこ) 本郷・小石川で生きぬいた東京時代」
石川啄木記念館第12回企画展パンフ