〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木が詩に詠んだ幣舞橋の姿

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マートル

『文学に描かれた「橋」』磯辺勝著

俳人でエッセイストの著者が、橋の登場する詩歌、小説、絵画の魅力を読み解く。

石川啄木が詩に詠んだ釧路の幣舞橋のくたびれた姿。「橋を見たり渡ったりした人々の、心の堆積のようなもの」が、そこには描かれている。(平凡社新書・880円)
(2019-12-07 日経新聞

 

『文学に描かれた「橋」』磯辺勝著 :日本経済新聞