リアルとフィクションのはざま
石川啄木【全4回】
- 清貧で親思いの薄幸な歌人から、いいかげんで自己中心的な青年へ…戦後七十余年で、啄木ほど評価の振れ幅が大きかった文学者も珍しいのではないでしょうか。その存在はある意味、各時代の〈文学青年観〉を映す鏡であったと思われます。啄木像の変遷の秘密を、彼をテーマとした映画・演劇・小説などを通して探ります。
<カリキュラム>
1/10(金) 〈伝記〉はフィクションの出発点
1/24(金) 啄木自身の自己像創作癖
2/7(金) 映画・演劇の中の啄木――漂泊の歌人から〈ろくでなし〉まで
2/21(金) 啄木・金田一が探偵に?――啄木像、新時代へ
・曜日・時間 月2回 金曜日 13時30分 ~ 15時30分
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小樽道新文化センター
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