『いだてん』が描いた/描かなかった朝日新聞社
- NHK大河ドラマ『いだてん』の番組最後のタイトル画面には、「このドラマは、史実を基にしたフィクションです」というおことわりが入っている。実名で朝日新聞社が描かれていた回に「新聞考証」とクレジットされた社史編修センター長の前田浩次は、ドラマの制作陣が史実を調査するのに協力したのだが、ドラマとしての創作の部分を「史実とは違う」とチェックしたわけではない。ただ、視聴した人たちから、いくつかの場面や出来事について、実際にはどうだったの? とよく尋ねられる。今回から、そうした「フィクションと史実」について報告する。
- 伝書鳩の新聞社への導入は、1985年(明治28)に東京朝日新聞が東京・品川駅から瀧山町の本社へと飛ばして記事を運んだのが最初だった。その後、東京・八王子の大火の記事を送るのにも成功した。ただ失敗も多かったようだ。
(2019-10-26 ライブドアニュース)
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