[アジサイ]
啄木の縁、さらに深く 盛岡市と東京・文京区が協定へ
- 盛岡市の谷藤裕明市長と東京都文京区の成沢広修(ひろのぶ)区長は6日、同区で開かれた「啄木学級 文(ふみ)の京(みやこ)講座」で、両市区が友好都市協定を結ぶ方針を発表した。盛岡市渋民で生まれ、同区で生涯を閉じた歌人石川啄木を縁に始まった交流をさらに深めていく。
- 同講座には区民ら約300人が参加した。開会行事で谷藤市長が「文化交流や災害時の応援協定など結び付きが強まっている。さらに連携を深めていきたい」、成沢区長が「交流を大切に歴史を生かす事業を進めたい」とあいさつ。友好都市協定の締結方針を報告し、握手を交わした。協定は啄木の誕生日の来年2月20日に締結する予定。
- 同日は作家の平野啓一郎さんが「日本文学における啄木」と題して講演した。