〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「啄木生誕祭第15回啄木かるた大会」開催される

「盛岡で300人熱戦 年齢別に4部門 /岩手」【毎日新聞

  • 旧渋民村出身の歌人石川啄木の短歌を使った「第15回啄木かるた大会」が18日、盛岡市渋民の姫神ホールであった。緊張感漂う雰囲気の中、歌い始めとともに、札をたたく音が静かに響いた。
  • かるたを通じて作品への理解を深めようと、啄木が生まれた2月20日前後に毎年開かれている。3人1組のチーム戦で、小学生から大人まで年齢別の4部門に、約300人が参加した。
  • 100枚の取り札を前に向き合って座った参加者は、上の句を小声で唱えながら札の位置を覚え、対戦に臨んだ。目の前の札を取られて、頭を抱えて悔しがる小学生もいた。
  • 中学生の部で優勝した盛岡市立見前南中1年の佐藤のぞみさんは今年で5回目の出場。過去に2回優勝した経験を持つが、「やっぱりうれしい。啄木は悲しい歌だけではない。函館にいた頃を懐かしがった歌が一番好きです」と話していた(藤井朋子)

(2017-02-19 毎日新聞記事


「郷土の歌人思い、啄木かるた熱く 盛岡・渋民で大会」【岩手日報

  • 第15回啄木かるた大会(啄木祭実行委主催)は、盛岡市渋民の姫神ホールで開かれた。参加者は石川啄木の短歌が書かれたかるたに集中し、郷土の歌人にかける思いを競い合った。
  • 大会は計98チーム(1チーム3人)の294人が出場。予選リーグを1位で勝ち抜いたチームによる決勝トーナメントで優勝を争った。
  • 読み手が「汽車の窓 はるかに北にふるさとの」と上の句を読み上げると、参加者はすかさず「はい」と元気な声を上げ、「山見え来れば襟を正すも」と下の句が書かれた札に手を伸ばした。

(2017-02-18 岩手日報記事


「ふるさとの偉人に思いはせ 啄木かるた大会」【てれび岩手】

  • 歌人石川啄木のふるさと盛岡市の玉山地区では「啄木かるた大会」が行われた。大会は石川啄木の誕生日の2月20日前後に毎年行われている。
  • 使われたのは啄木が詠んだ短歌100首のカルタで、参加者は上の句が読み上げられると対になる下の句の札を奪い合った。参加者は大会を通じてふるさとの偉人に思いを馳せていた。

(2017-02-18 テレビ岩手)記事