「君は若き女にして、我は若き男に候ひけり」と長い恋文を書いた啄木。
その相手は女を装った男だった……。
与謝野晶子から平山良子(良太郎)宛の手紙
明治42年2月25日
この手紙の宛名も平山「良子」となっている。
店主が見せてくださった絵葉書
平山良太郎が入会し盛んに交換していた「日本葉書会」の葉書。
臼杵は江戸末期から、清らかな水を利用して醤油・味噌や地酒などの醸造業で発展してきた。
そのうちの一軒、味噌製造販売をしていた老舗の息子が平山良太郎だった。
(つづく)
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