〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「啄木茶房 ふしみや」に残る啄木の手紙 大分県臼杵市 <その8>

啄木文学散歩・もくじ

「君は若き女にして、我は若き男に候ひけり」と長い恋文を書いた啄木。
その相手は女を装った男だった……。


与謝野晶子から平山良子(良太郎)宛の手紙

明治42年2月25日


この手紙の宛名も平山「良子」となっている。







店主が見せてくださった絵葉書


平山良太郎が入会し盛んに交換していた「日本葉書会」の葉書。








臼杵川に沿って建つフンドーキン醤油株式会社


臼杵は江戸末期から、清らかな水を利用して醤油・味噌や地酒などの醸造業で発展してきた。

そのうちの一軒、味噌製造販売をしていた老舗の息子が平山良太郎だった。




(つづく)


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