〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

与謝野晶子歌碑(2) 千葉県松戸市

「ひなげしの小径」


与謝野晶子のうた
「ひなげしは夢の中にて身を散らすわれは夢をば失ひて散る」



戸定邸(とじょうてい)の座敷
水戸藩最後の藩主徳川昭武の住居として明治17年に建設され、平成18年に国の重要文化財に指定された。明治前期の上流住宅の姿を伝えているという。広い表座敷には光がいっぱい。


「ひなげしの小径」

歌碑のならぶ散策路は「ひなげしの小径」と名付けられた。図面の左下に黒く繋がった建物が上の写真の邸。小さい黒●が歌碑。「松戸シティガイド」ボランティアが、ガイド創立十周年を記念して計画した。

(つづく)