〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

音読・現代語訳『あこがれ』望月善次


[ゼニアオイ]


〈音読・現代語訳『あこがれ』〉望月善次 盛岡タイムス 連載開始のことば

  • 石川啄木の文筆力の凄さについては改めて述べるまでもないことであろう。
  • その技巧はどこではぐくまれたか。
  • 時期的なことを言えば、その技巧が飛躍的に発展したのは『あこがれ』の時代であるというのが評者の強調点である。
  • 人口に膾炙している『一握の砂』などについても、『あこがれ』の技巧を抜きにしては語れない・・・。
  • しかし・・・とにかく『あこがれ』があまりにも読まれていない。
  • この現状を何とかしたい。(盛岡大学学長)
    • 盛岡タイムス連載は4日から。毎週木曜日と日曜日を予定。

(2010-07-01 盛岡タイムス)