2008-02-04 「歌う記者 石川啄木」朝日新聞連載-8 啄木 広場 【雪「おっ、重いっ」】 ダイナモの 重き唸りのここちよさよ あはれこのごとく物を言はまし 石川啄木 連載-8 「歌う記者 石川啄木 --朝日新聞社の3年間」 石川啄木が、新設される短歌投稿欄の選者に抜擢されたのは、「一握の砂」が出版される2カ月半前だった。 社内には「なんで啄木ごときを」と渋川(社会部長)にくってかかる者もいたという。 歌壇は翌年2月まで82回続き、投稿者183人、総数568首。 (2008-01-26 朝日新聞夕刊)