〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2022-02-20から1日間の記事一覧

本日20日は啄木の誕生日 小説「鳥影」には近くて遠い故郷を思う心情が…

風土計 「ふるさとの山はありがたきかな」と詠んだのは、望郷の歌人と称された石川啄木である。その短歌ほどには広く親しまれていないが故郷の渋民を舞台にした小説も書いている。 「鳥影(ちょうえい)」と題した小説は1908(明治41)年11月から東京毎日新…