〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 明星研究会・国際啄木学会東京セミナー 10/14


[ヤマボウシ]


2018年 明星研究会・国際啄木学会東京セミナー

 期日 2018年10月14日(日)
 会場 明治大学駿河台校舎 研究棟2階 第9会議室

  • 10:30 理事会(研究棟4階 第3会議室)
  • 12:15 総会(以後、研究棟2階 第9会議室)
  • 12:45 休憩
  • 13:00 開会あいさつ

    池田 功(国際啄木学会会長)、松平盟子(明星研究会)


○ 研究発表 (20分発表、10分質疑応答)


○ パネルディスカッショ 「明星からスバルへ」

  • 14:50

  コーディネーター
   田口道昭立命館大学教授)
  パネリスト
   河野有時(東京都立産業技術高等専門学校教授)
   瀧本和成立命館大学教授)
   松平盟子歌人・『プチ★モンド』代表)
   丸井重孝(歌人・木下杢太郎記念館)

  • 16:50 閉会あいさつ
  • 18:00〜19:00 懇親会(大会会場に同じ)会費5,000円(当日徴収します)


国際啄木学会 HP



 市立函館高文芸部 短歌甲子園で二重の受賞

短歌甲子園」 市函館高3位 江川さん話題作品賞 二重の喜び

  • 歌人石川啄木の故郷、盛岡市で8月19日に開かれた「第13回全国高校生短歌大会」で市立函館高文芸部の江川さくらさん(3年)と佐久間このみさん(3年)、竹駒省吾さん(1年)の編成チームが同高として2014年以来、4年ぶり2回目となる3位入賞を果たした。江川さんが大会で詠んだ短歌の1首が話題作品賞を受賞するなど、二重の喜びに沸いた。
  • 昨年も出場した江川さんは予選リーグの代表決定戦で詠んだ自由題「青色は冷静になる色だ とは心理学者の言った デマカセ」で話題作品賞も受賞した。江川さんは「当日着ていた服の色から作った短歌。素直すぎるほど素直に詠んだので、1年後も覚えている思い出深い短歌だと思う」と振り返る。
  • 佐久間さんは印象深い作品として、審査員との質疑応答で会場が沸いたという「急ぎ目に後追ったら漂った 厳しい顧問 やさしい香り」(題「香」)を挙げる。同部顧問の佐藤和範教諭を詠んだ作品で「日ごろの指導のおかげで会場でも動じず取り組めたと語る。

(2018-09-10 北海道新聞


記事



 啄木母校のユニークな学校案内 「もりょーが」「いちコう」


[クサギ]


賢治の学び舎、ユニークな学校案内

  • どなたもどうかご覧ください−。宮沢賢治石川啄木金田一京助ら多くの文人を輩出し、県下一の進学校としても知られる盛岡一高盛岡市上田)のホームページで、盛岡弁を紹介したユニークなページがある。学校へのアクセス案内のページで「道幅は一高に近づくほど狭くなり、ついには…」と物語の始まりのような遊び心ある文章と、盛岡弁を独自の考察を交えて紹介するなど「盛岡愛」にあふれる内容だ。
  • 「盛岡弁のエッセンシャルズ」として「もりおか」→「もりょーが」→「もりょが」=寒冷期は長音を一音節に短縮して体温の低下を防ぐ=など独自の考察も加えるなど。「いちこう」は「コ」を高く「いちコう」と発音する。

(2018-09-11 岩手日報


記事

学校のHP



 岩手県ゆかりの作家 目覚ましい活躍

展望台

  • 「文学の国岩手」に、またまたホットなニュースが飛び込んできた。宮古市の日上秀之さんが新人の登竜門とされる文芸賞を受賞。本県ゆかりの作家の活躍は目覚ましい。沼田真佑さん、続いて若竹千佐子さんが芥川賞を受賞。
  • 柚月裕子さん(今春映画化「孤独の血」で日本推理作家協会賞受賞)は、宮沢賢治石川啄木らの名を挙げ、「岩手の皆さんには元々いい文章に触れる機会がある」と語る。若竹さんも「岩手には面白い作品を書ける下地が絶対にある」と力説。日上さんは、今春、岩手日報社発行の文芸誌「北の文学」第76号で優秀作に選ばれたばかりだった。
  • 祝賀会では「きっと次は芥川賞」との声も聞かれた。期待が高まる岩手の文学界。今後ますます目が離せない。(及川亜希子)

(2018-09-08 岩手日報



 講座「啄木・賢治と平泉」 平泉町 10/16


[ヨウシュヤマゴボウ]


平成30年度 文に親しむ講座

「啄木・賢治と平泉」

  • 日時 2018年10月16日(火)13:30〜15:00
  • 会場 平泉町役場 201会議室
  • 講師 森 義真(よしまさ)先生 近代文学研究家(石川啄木記念館館長、国際啄木学会理事 他)
  • 申込締切 10月12日(金)
    • 直接ご来館いただくか、お電話、FAX(お名前・ご住所をご記入の上)にてお申込ください。
  • 定員60名(先着)※参加無料

    TEL:0191-46-5455  FAX:0191-46-5466



 <明治150年>石川啄木 生活詠の源流 講座 11/11


[フジバカマ]


〇 朝日カルチャーセンター 名古屋教室

 【新設】<明治150年>石川啄木 生活詠の源流

  • 講師名 東海学園大教授 加藤 孝男
  • 講座内容 26歳で夭折し、明治という時代を駆け抜けた啄木。『一握の砂』『悲しき玩具』などの作品鑑賞とともに彼の一生を概観し、近代化の中で矛盾をはらんだ明治という時代を考える。
  • 日時 2018年11月11日 13:00-14:30
  • 受講料(税込み) 11月(1回) 会員 2,808円 一般 3,240円


詳細



 企画展「石川啄木 作品とその生涯」一関

啄木の魅力に迫る 大東図書館で企画展

一関市大東町の大東図書館は、企画展「石川啄木 作品とその生涯」を開いている。
10月8日に盛岡市で開催する「移動文学の旅〜啄木を訪ねて〜」の関連企画で、さまざまな視点から早世の歌人石川啄木の魅力に迫っている。
10月23日まで 展示。

  • 一関市立 大東図書館

(2018-09-05 岩手日日新聞)


記事


 「石川啄木と北海道」自費出版文化賞 大賞に


[センニンソウ]


自費出版文化賞、各賞決まる

  • 第21回日本自費出版文化賞(日本グラフィックサービス工業会主催、朝日新聞社など後援)の各賞が5日、決まった。
  • 大賞には507点の応募作の中から、福地順一さん(札幌市)の研究・評論「石川啄木と北海道―その人生・文学・時代―」が選ばれた。賞金20万円が贈られる。表彰式は10月6日に東京都内で。

(2018-09-06 朝日新聞


記事


◎ 大賞
福地純一著『石川啄木と北海道 ‐その人生・文学・時代‐』
    ((株)鳥影社、モリモト印刷(株))



 文庫本はいつも 石川啄木の「一握の砂」だった


[ツリフネソウ]


窓辺の時間

 詩の時間 「母が心を寄せた啄木」 石田 千(作家)

  • 長椅子のわきに、りんごの木箱がある。きょうの新聞と、雑誌の切りぬき帳、編みものの教科書、読みかけの本が入っている。引越しが多く、本棚を持たない。りんごの箱からあふれたら、友人か、古書店の知人に渡す。
  • 会社勤めのころは、詩集や句集、歌集を一冊、かばんに入れていた。詩は、つる草のように縁をのばす。
  • あたらしい詩に出会うとかならず、うす暗い駅のホームを思い出す。母とベンチにすわり、地下鉄を待っていた。母はくろい革のハンドバッグをぱちんと開き、ガムと文庫本をとりだす。ガムはいつも、ミント味だった。文庫本はいつも、石川啄木の「一握の砂」だった。

  たはむれに母を背負ひてそのあまり軽きに泣きて三歩あゆまず

  • …すごいね。ほんとうに見ているみたいね。小声で一首読むたびに、そういった。
  • ひとり娘の母は、歯を食いしばる啄木の暮らしぶり、こころが、よくわかったのかもしれない。

(2018-09-04 岩手日報



 近代詩歌の名作に親しむ秋〜石川啄木・・ 10/3


[ヒガンバナ]


大阪府豊中市 庄内公民館・庄内図書館連携文学講座
 近代詩歌の名作に親しむ秋〜石川啄木宮沢賢治高村光太郎

  • 日時

 1. 平成30年10月3日(水) 午後1時30分から午後3時
 2. 平成30年10月12日(金) 午後1時30分から午後3時
 3. 平成30年10月21日(日) 午後1時30分から午後3時

  • 場所 庄内公民館 2階 第1学習室
  • 内容 近代詩歌の作家について、それぞれの作品や時代背景、考え方を学ぶ

 1. 石川啄木(10月3日)
 2. 宮沢賢治(10月12日)
 3. 高村光太郎(10月21日)

  • 講師 近代文学研究家・川内 通生さん
  • 対象 市民
  • 申込み 9月18日(火)から電話または電子申込システムにて受付。(先着順)

     〒561-0828 大阪府豊中市三和町3丁目2番1号
     電話:06-6334-1251
 ファクス:06-6336-9313


詳細
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