2024年3月2日の岩手日報に、石川啄木記念館館長の講演会の記事がありました。
・今月退職する森義真館長は「啄木が魅せられた美術」をテーマに講演。
・啄木は、盛岡中学を中退し上京したとき「文学の道を目指すという目的に加え、本物の絵や彫刻を見たいという夢もあったに違いない」と考察。
・啄木は「美術に関するまとまった論文を書いていれば、その慧眼が広く知られることとなったと思われるが、残念だ」と惜しむ。
2024年3月2日の読売新聞に、石川啄木記念館館長の講演会の記事がありました。
・金田一京助宛ての絵はがきでは、荻原守衛の彫刻「労働者」を「いくら見ても飽きぬは此男のツラに候」と称賛。
・啄木の誕生日の2月20日に合わせた講演会は2014年から毎年開かれ、11回目の今回は県内外から約90人が参加。
・森館長は「今後も地元と啄木の結びつきを大切にしてくれたら」と期待を寄せている。