〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

小林寅吉と石川啄木の対立と別れ 福島県会津美里町 法用寺

福島県会津美里町 法用寺 石川啄木歌碑

会津美里町観光ポータルサイト

法用寺 石川啄木の歌碑

  • こんにちは。今日から5月です。
  • さて、法用寺に石川啄木の歌碑があるのをご存知でしょうか?
  • 小樽日報の記者だった22才の石川啄木と、雀林出身の事務長、小林寅吉(のちに中野)29才との間に対立があったそうです。その後、啄木が退社して、釧路新聞の記者として単身赴任した時のこと、雪の降る中、寅吉が見送りに来てくれたと。。
  • そのとき詠んだ歌が

     「敵として憎みし友と やや長く手をば握りき わかれといふに」

  • 別離の悲しみに、憎悪が消えた時を詠んだそうです。なんだかホッとします。
  • その後、寅吉は政界にのり出し、晩年は法用寺の住職となり、啄木は文学の世界へとすすんだのです。

(2023-05-01 会津美里町観光ポータルサイト

 

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