NHK 岩手 NEWS WEB
112回目の「啄木忌」啄木が幼少期過ごした盛岡市の寺で法要
- 13日は、盛岡出身の歌人、石川啄木の112回目の命日です。啄木が幼少期を過ごした市内の寺で法要が営まれ、参列した人が焼香をして啄木をしのびました。
- 112回目の命日となった13日は、啄木の父親が住職を務めていた盛岡市渋民の寶徳寺で「啄木忌」と呼ばれる法要が営まれました。
- このあと、会場では地元のコーラスグループが代表作の「一握の砂」に収められている短歌にメロディーをつけ合唱しました。また、地元の詩吟愛好会の人たちが、啄木が作詞し、渋民小学校の校歌にもなっている「春まだ浅く」を吟じ、啄木をしのびました。
- 啄木忌実行委員会の福田稔委員長は「従来どおりの形で法要ができてよかった。これからも啄木の素晴らしさを伝える活動に取り組んでいきたい」と話していました。
(2023-04-13 NHK 岩手 NEWS WEB)