〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木が勤めていた小樽日報社のチラシ 寄贈される

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スプレーマム

小樽新聞・出納帳、小樽日報・チラシ 明治期の資料、文学館に市民寄贈

  • 小樽新聞社(北海道新聞社の前身)の出納帳と歌人石川啄木が勤めていた小樽日報社のチラシが、市民から市立小樽文学館に寄贈され公開されている。明治期の新聞社の経営状況や読者獲得に向けた取り組みなどが分かり、同館は「小樽全体の社会情勢も知ることができる貴重な資料」と評価している。
  • 小樽新聞は1894年(明治27年)12月、前身の雑誌「北海民燈(みんとう)」を改題し、本社を札幌から小樽に移した。出納帳はその直前の同10月から翌年3月の会社のお金の出入りを記録したもので、表紙に「仮出納帳」とある。
    (2021-11-11 北海道新聞

 

小樽日報社のチラシ。折り目が無く、保存状態は良好だ:北海道新聞 どうしん電子版