〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

石川啄木記念館の改修・増築する事業が進んでいる

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ミズナラ

庭広く、草繁るにまかせ… 石川啄木記念館

 詩のイメージ守って 玉山歴史民俗資料館と複合 進む改修・増築事業

  • 石川啄木の詩の一つに、「家」というのがある。「場所は、鉄道に遠からぬ、心おきなき故郷の村のはづれに選びてむ。西洋風の木造のさつぱりとしたひと構え、…」「さて、その庭は広くして、草の繁るにまかせてむ。…」などとある。 この詩をイメージして造られたのが啄木の故郷、盛岡市渋民にいまある記念館だ。
  • その記念館について、同市巻堀にある玉山歴史民俗資料館と複合化して改修・増築する事業が進んでいる。
  • 整備地は紆余曲折をへて、現在の記念館がある場所となった。7月30日、市玉山総合事務所で、記念館・資料館の整備検討懇話会の初会合が開かれた。
  • 今後のスケジュールは、2021年度内に建築工事と展示に関する基本設計を完成させ、22年度は実施設計と旧館の解体工事に入る。改修・整備工事は23年度に行い、24年度に新施設の供用を開始する計画だ。(土樋靖人)

(2021-09-07 盛岡タイムス)

 

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