郷土に輝く誉れ 岩手日報文化賞・体育賞、5人3団体
- 第73回岩手日報文化賞・体育賞の贈呈式は3日、盛岡市愛宕下の盛岡グランドホテルで行われ、文化賞1人2団体、体育賞3人1団体と、文化賞、体育賞の枠を超えて県民に感動を与えた個人・団体に贈る文化賞特別賞1人の功績をたたえた。社会、学術文化、産業経済、体育など各分野の受賞者は誇りと周囲への感謝を胸に、一層の飛躍と地域貢献を誓った。
- 岩手大名誉教授の望月善次(よしつぐ)さん=盛岡市=は石川啄木、宮沢賢治の作品理解と普及に努めた。国際啄木学会会長、岩手大学宮沢賢治センターの初代代表などを歴任し、顕彰活動に尽力している。国語教育専門家として県NIE協議会会長も務めた。
- 岩手日報社の東根千万億(ちまお)社長は「皆さまの功績は本県の誇りであり希望だ。全ての岩手人の心に、この地に生きる自信とプライドをもたらすものと確信する」とあいさつ。受賞者を代表して5人が喜びを語った。
(2020-11-04 岩手日報)