〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「茶まで断ちて、わが平復を祈りたまふ 母の…」啄木の生涯

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カラスウリ

<ブログ紹介>

短歌のこと

石川啄木の生涯と文学 26歳の生を2冊の歌集に凝縮

石川啄木岩手県出身の明治生まれ、処女歌集『一握の砂』一冊で世に出て、今に至るまで作品が愛唱され続けている歌人です。

わずか26歳で結核のため世を去った石川啄木の生涯を、代表的な短歌の作品を交えてお知らせします。

 

石川啄木の生涯

岩手県に生まれ

・神童と呼ばれ

・盛岡中に入学し退学になり

  己が名をほのかに呼びて涙せし十四の春にかへる術なし

・小説で最初の挫折

 

北海道に渡った石川啄木

・芸者小奴

・『一握の砂』発行

  東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる

・母の死

  茶まで断ちて、わが平復を祈りたまふ 母の今日また何か怒れる

 

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