〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木の教え子の一人になれたような 啄木学級故郷講座

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啄木学級故郷講座 (撮影:山田武秋氏)

ばん茶せん茶 【岩手日報

啄木学級

  • 先日、啄木学級故郷講座に初めて参加した。実際に啄木が代用教員として教えていた旧渋民尋常小学校校舎の中で行われた。
  • 本日の先生は、田口友善氏。1時間目は、氏の歌とトーク。2時間目は、森義真館長との対談だった。友善氏のギター弾き語りは啄木愛に満ちた内容ですばらしかった。
  • あなたは啄木派?賢治派?との話題になった。なんとぜいたくな選択! 日本でもっとも愛されている作家といっていい2人。ここ岩手では、どちらも身近な存在で、私の賢治さん、私の一(はじめ 啄木の本名)さん、と呼ばれるほど。岩手は文学の土壌ゆたかな、うるわしき国だと思った。
  • 啄木の歌を学び、心を学び、ここ岩手県で、たくさんの同窓生ができた。私も啄木の教え子の一人になれたような気がした。(宮古市上村、県職員 冨田淳治)

(2019-10-01 岩手日報