啄木が入学した日に毎年 式典を開く 江南義塾盛岡高校

オトコエシ

「啄木祭」盛岡の高校で　石川啄木しのぶ

• 詩人・石川啄木をたたえようと、かつて在学した岩手・江南義塾盛岡高校で、「啄木祭」が開かれた。学校では、啄木が入学した6月30日に合わせて、毎年、式典を開いていて、28日は、375人の生徒が出席した。

• 式では、啄木の代表的な短歌を生徒が朗読した。

「己が名をほのかに呼びて涙せし十四の春にかへる術なし」

• このあと、啄木の詩を使った歌「春まだ浅く」を合唱した。この曲は、盛岡市の時報音楽にも使われていて、生徒たちは、先輩の偉大さを感じていた。

• 作品を通して、啄木の思いに触れた生徒たちは、学校での生活を大切にしようと気持ちを新たにしていた。

（2019-06-28　岩手めんこテレビ）

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