◎啄木文学散歩・もくじ https://takuboku-no-iki.hatenablog.com/entries/2017/01/02
釧路駅前 SL動輪のモニュメント
釧路 啄木22歳の新聞記者時代 - 心ときめく76日間 <2>
(「啄木の息HP 2006年夏」からの再掲 + 2018年夏 )
・写真について 撮影年が記されていないものは2006年撮影
明治41年1月21日の夜9時半です。釧路駅に降り立った啄木は、その時の情景を見て「さいはての駅に下り立ち 雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」と詠んでいます。
当時の釧路駅は現在の釧路駅より約500m南西に位置していました。ただ、この時の釧路駅は中心部から離れた郊外にあり、人家の灯りもあまりなく、夜の暗さや1月の寒さと相まって、最果ての町に来たという印象が強かったのではないでしょうか。
(釧路観光ガイド「啄木くしろ76日物語」北畠立朴)
改札とプラットホームの境にガラス戸
(明治41年)当時釧路町は人口15,000人、現在の北大通を中心に、ようやく橋北地方に賑やかな町並みができつつあったころ…。
(「石川啄木-その釧路時代」鳥居省三)
釧路駅前(2018年)
啄木の顔と歌が描かれた「啄木バス」
路線名も「たくぼく線」
中央図書館・道銀前 バス停(2018年)
くしろバス・たくぼく循環線
「釧路文学館」は、このバス停で下車する。
「釧路文学館」2018年2月3日 オープン
釧路文学館ご利用ガイドより(2018年)
釧路文学館は、 2018年2月3日中央図書館6階に開設された。
釧路文学館ご利用ガイドより(2018年)
釧路文学館ご利用ガイド
釧路文学館は、釧路ゆかりの文学に関する資料を貴重な文化的資産として後世に残すために開設されました。
- 常設展示 このコーナーでは、「釧路文学の黎明」「昭和戦前期」「昭和戦後」「昭和後期」「平成」の5つに時代を区分し、それぞれの時代の文学活動を紹介するパネルと関連資料を展示。
- 常設展示 釧路ゆかりの作家たち 原田康子、桜木紫乃、石川啄木、中戸川吉二、更科源蔵、土屋祝郎、荒澤勝太郎、小松伸六、佐佐木武観、永田秀郎、鳥居省三の11人を取り上げて紹介し、直筆原稿や初版本などを展示。
釧路市中央図書館
TEL:0154-64-1740 / FAX:0154-64-1741
(つづく)