〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 岩手の学芸回顧 石川啄木関係


[センブリ]


いわて 2017 学芸回顧 1 [岩手日報]
岩手の文化、芸術活動は2017年も多彩に展開され、栄えある受賞や意欲的な発表、発掘調査が相次いだ。「文芸」、「美術」、「音楽」、「舞台・映画」、「文化財」の5分野でこの1年を振り返る。

  • 文芸
    • 国際啄木学会は京都市セミナーを開催(4月)。石川啄木が生前訪れたことのない関西の地でも人々に愛好されてきた背景を探った。
    • 北海道八雲町で開かれた大会(10月)では、故郷を離れた啄木が上京するまで過ごした北海道での約1年間について、国内外の研究者が意見を交わした。
    • 国際啄木学会会長を務めた啄木研究家の遊座昭吾さん(盛岡市)が89歳で他界(1月)。同学会の設立、石川啄木記念館の建設などに尽力し、研究と顕彰活動の両面で大きな功績を残した。(千葉陽介)

(2017-12-08 岩手日報