◎盛岡てがみ館
原稿に「文豪」の情熱
盛岡てがみ館で開かれている企画展「文豪たちの原稿展」は、与謝野鉄幹・晶子夫妻の石川啄木に関する文章などを紹介している。啄木が世に出るのを助けた与謝野夫妻がそれぞれ別の機会に書いた回想などが見学者の目を引いている。
与謝野鉄幹は、啄木の早世について「生きてさへいるなら、君(啄木)は更に更により善く、より新しく進展して行く人(であった)」と惜しんでいる。
与謝野晶子は「石川さんの額つきは芥川さんの額つきが清らかであったやうに清らかであった」と振り返っている。
- 開催期間 2016年10月25日(火)〜2017年2月13日(月)
- 場所 盛岡てがみ館 展示室
- 2017年1月21日 午後2時〜 館長のギャラリートーク