〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

与謝野鉄幹の記す「啄木作品の魅力」 盛岡てがみ館 〜2/13


[ナンテンとカエデ]


IBC岩手放送ニュース
 企画展「文豪たちの原稿展」

  • 岩手にゆかりのある作家や歌人など、文豪たちが残した原稿の展示会が、盛岡で開かれています。会場の盛岡市中ノ橋通の「盛岡てがみ館」には、岩手にゆかりのある作家や、歌人が書いた原稿のレプリカが展示されています。
  • このうち石川啄木に影響を与えた歌人与謝野鉄幹の「啄木君の思出」は、石川啄木全集の付録として出版された評論で、原稿用紙23枚に渡って、啄木の作品の魅力が記されています。また群馬県出身の詩人、萩原朔太郎が書いた啄木評の原稿は、何度も修正の書き込みが加えられた跡が見られ、執筆当時の書き手の苦悩を垣間見ることができます。
  • 来年2月13日まで開催。

(2016-12-22 IBC岩手放送ニュース)


ニュース動画



○盛岡てがみ館
 第51回企画展「文豪たちの原稿展」

  • 開催期間 2016年10月25日(火)〜2017年2月13日(月)
  • 場所 盛岡てがみ館 展示室

〈展示内容〉
  ○与謝野寛(鉄幹)原稿「啄木君の思出」
  ○与謝野晶子原稿「啄木の思ひ出」
  ○高村光太郎原稿「國民まさに餓ゑんとす」 ほか

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