〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

石川啄木をしのぶ「啄木祭」 盛岡


[アカバトチノキ]


<啄木祭>金田一の孫、啄木を語る

  • 盛岡市玉山区が生んだ天才歌人石川啄木をしのぶ「啄木祭」は7日、同区の渋民文化会館(姫神ホール)で開かれた。約400人が、啄木と金田一京助との関係を見詰め直した。
  • 金田一京助の孫で言語学者金田一秀穂(ひでほ)さんが、「はたらけど〜」の作品を例に「『ぢつと手を見る』でよく働いたことをうまく表現した。読者に『これなら自分でも歌が作れる』と思わせる」と話した。
  • 「あたらしき背広など着て/旅をせむ/しかく今年も思ひ過ぎたる」などの歌を「現代にも通じる気持ちを、普通の言葉で具体的なものに寄せて表現している」と魅力を説明した。

(2014-06-08 gooニュース>毎日新聞岩手日報

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