2012-04-13 日経-春秋 啄木 広場 あすが死後100年にあたる石川啄木が詠んでいる。「草に臥(ね)て/おもふことなし/わが額(ぬか)に糞(ふん)して鳥は空に遊べり」。空はぼうっと眺めるもの、落ちてくるのはせいぜい鳥の糞。平和とはそういうものである。 (2012-04-12 日経新聞>日経春秋)