〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「一握の砂」で給食メニュー

  • 石川啄木(1886-1912)の没後100年(4月13日)を前に22日、盛岡市内の小中学校計43校で、啄木の歌集「一握の砂」に収録された食べ物に関する短歌を基にした給食が出された。啄木はハイカラなものが好きで歌にもパンやハムが登場する。
  • 市栄養士会が考案した今年のメニューは、「新しきサラドの皿の 酢のかをり こころに沁(し)みてかなしき夕」からサラダ、「馬鈴薯ばれいしょ)のうす紫の花に降る 雨を思へり 都の雨に」からジャガイモのスープなどだった。

(2012-02-22 テレビ岩手。2012-02-23 読売新聞、朝日新聞