【橇から降りたサンタ】
「恋のあまさ? 早乙女太一さん」
雑誌を読んでいたら、今をときめく早乙女太一さん(16歳)のインタビュー記事があった。12〜13歳のころに《人生を選んだ》という。
「自分で言うのもおかしいのですが、すべてにおいて早いんですよ。疑問を持つのも、目標を決めるのも。だから多分、オヤジくさくなるのも早いのではないかと(笑)。……」
先んじて恋のあまさと
かなしさを知りし我なり
先んじて老ゆ --石川啄木
13歳で節子に恋をして、19歳で結婚した啄木。早乙女さんは12〜13歳で、何のあまさとかなしさを知ったのだろう。