〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「啄木歌碑の拓本」-土佐からの便り-

10月に入り、土佐の高知の空にキンモクセイの香が漂いはじめました。

高知にお住まいの岡林一彦さんから啄木歌碑の拓本が届いた。
拓本とりは、「墨を打ち下ろすタイミング、力のいれ具合、リズムを合わせ、渾身のパワーをぶつける」。それを岡林さんは「拓本一発勝負」と表現している。

拓本をとっているうちに水が足りなくなり、あちこち探しました。結局、デパートまで行ってもらってきました。


 [銀座の啄木歌碑・岩城之徳氏の言葉<拓本作者・岡林一彦氏>]


 [啄木歌碑<拓本作者・岡林一彦氏>]
石川啄木明治42年から亡くなるまでの約3年間、京橋瀧山町の朝日新聞社に勤めた。それを記念して銀座の人びとが歌碑を建立した。
歌碑の写真はこちら→「啄木学級東京講座2001」