2016-05-03から1日間の記事一覧
いわて人模様 「ふるさとの 山に向かひて 言ふことなし−−」。故郷の偉人、石川啄木の短歌を、ピアノの曲に合わせ澄んだ声で優雅に歌う。高校を卒業後、東京の国立音楽大に進みオペラを勉強する日々、東日本大震災が発生。雫石町の実家の家族とは1週間後に連…
数年前に開館した紫波町図書館で、「夜のとしょかん」という催しがあった。「生誕130年 啄木と紫波の人々」というテーマで、石川啄木記念館長と地元出身の出版社代表取締役を迎えての講話であった。 啄木の短歌は、旧制中学の教科書から現代に至るまで数多く…
「石川啄木に会う機会があったら、どんなことを聞きたいですか?」先日開かれた啄木忌前夜祭で、聴衆の一人が小学生から大学生までのパネリストに問うた。「夢を追い続けるにはどうしたらいいのか」「今の17歳についてどう思うか」などの回答が飛び出した。 …
5月1日、啄木祭短歌大会が盛岡市玉山区の渋民文化会館で開かれた。望月善次岩手大名誉教授による記念講演「啄木短歌の凄さ」も行われた。 岩手日報社賞 八十の選択ひとつ惜しみつつくるまの免許まづは手放す (盛岡・上野和子) 選者賞 赤澤篤司選 紅葉なす…
[アケビ] 岩手)石川啄木をしのぶ短歌大会 生誕130年を迎えた石川啄木をしのぶ第32回啄木祭短歌大会が1日、盛岡市の渋民公民館であった。151首の応募作品から、優秀賞、選者賞が選ばれた。(敬称略) 啄木祭賞=「しばらくは空にとどまり鳴く雲雀もの落つる…