〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2016-03-28から1日間の記事一覧

文学を志して上京した石川啄木は故郷への思いを歌に…

「春秋」 -西日本新聞- 文学を志して上京した石川啄木は故郷・岩手への断ち難い思いを歌にした。〈ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく〉。「停車場」は東京と東北を結ぶ列車が発着した上野駅。苦しい生活の中で古里が恋しく…

石川啄木の歌集「一握の砂」に…

「余禄」 -毎日新聞- 石川啄木の歌集「一握(いちあく)の砂」にこんな作品がある。〈とかくして家を出(い)づれば/日光のあたたかさあり/息ふかく吸ふ〉。悲しく暗いイメージがついて回る啄木だが、日の光を浴びた時に全身で感じた気持ちが伝わってくる…

「啄木が過ごした北海道との交流を深める好機」新函館北斗駅から盛岡駅へ

[サンシュユ] 遊びに「行くよ」「来てね」 北海道と岩手身近に 盛岡市の盛岡駅は 26 日、新函館北斗駅から乗車し、観光や帰省のため本県を訪れた人々らでにぎわった。本県関係者は上下一番列車の乗降客を記念しおりや横断幕で歓迎。フォトスポットも設置され…