〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「啄木が過ごした北海道との交流を深める好機」新函館北斗駅から盛岡駅へ


[サンシュユ]


遊びに「行くよ」「来てね」 北海道と岩手身近に

  • 盛岡市盛岡駅は 26 日、新函館北斗駅から乗車し、観光や帰省のため本県を訪れた人々らでにぎわった。本県関係者は上下一番列車の乗降客を記念しおりや横断幕で歓迎。フォトスポットも設置され、祝福ムードに包まれた。
  • 新函館北斗と盛岡の両駅間は最短 1 時間 50 分で結ばれ、観光関係者らの注目度は高い。一関市東山町のげいび観光センターの鈴木真社長は「減っていた北海道からの教育旅行が回復するきっかけになればいい」と願う。盛岡市玉山区渋民の石川啄木記念館の森義真館長は「啄木が約 1 年間を過ごした北海道との交流を深める好機。9 月開幕の企画展『啄木と北海道』などを通じ、入館者を増やしたい」と語る。

(2016-03-27 岩手日報

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