〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2015-01-15から1日間の記事一覧

<たはむれに母を背負ひて…> 石川啄木

天地人 東奥日報 人は見かけによらずというが、石川啄木の女性遍歴には少々驚く。きのうの本紙「啄木、罪作り 真の恋人はどっち?」の記事を読んで、ずっと思い描いてきた歌人のイメージがしぼんだ。 <たはむれに母を背負ひてそのあまり軽きに泣きて三歩あ…

啄木の恋人は?今も論争 76日滞在の釧路で

明治期の歌人石川啄木(1886〜1912年)が新聞記者として76日間を過ごした北海道釧路市で、当時の恋人は誰だったのか、今も論争が続いている。12日には文化施設「港文館」主催の啄木講座が開かれた。没後100年以上も経過し、何が人々の心を捉えているのか。 …

啄木は生活苦のなかでも 明日を夢見た

[ヒメシャラ] 「年明ける」(行雲流水) 宮古毎日新聞 好天に恵まれて、新しい年が明けた。親しい友人・知人からの年賀状や、電話の声に改めて新しい年の幕開けを感じた。「なんとなく今年はよい事あるごとし元日の朝晴れて風なし」。借金に苦しんでいた石川…