〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

講座等の再開 石川啄木記念館

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マツ

石川啄木記念館【館内・館外講座等の再開のお知らせ】

新型コロナウイルス感染症対策のため、6月より、下記事業につきまして、受け入れ人数の制限等の上、再開いたしました。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。詳しい人数制限については、当館まで(019-683-2315)お問い合わせ下さい。

 

石川啄木入門講座  入門講座 ※人数制限の上、対応。

②展示解説(一般対象)※展示室入口での短い解説のみ対応。

③出前講座(一般、学校向け)※講師派遣対応可。ご依頼先にて、三密にならないようご配慮願います。

④館内講座(学校対象)※人数制限の上、対応。

   更新日:2020年5月31日

 

石川啄木記念館【館内・館外講座等の再開のお知らせ】- 石川啄木記念館

公開対談「新聞記者としての石川啄木」 釧路文学館

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マツ

企画展「新聞記者・石川啄木

日時 2020年5月26日(火) ~ 7月26日(日)

会場 釧路文学館(入館無料)
 住所:釧路市北大通10 釧路市中央図書館6階

 

 明治時代の歌人石川啄木明治41年1月、当時の釧路新聞社に赴任するために来釧しました。啄木は三面主任として多くの記事を執筆する傍ら、紙上に自作の短歌を発表するなど文学的な活動を行いました。

・6/21 マンスリー朗読会
・6/28 講演会「啄木と知られざる友人」
・7/5 マンスリー朗読会
    公開対談「新聞記者としての石川啄木
・7/25 拓本体験教室

 

問い合わせ 釧路文学館 0154-64-1740

新型コロナウイルス感染症の影響により、掲載イベントが中止または延期となる場合がございます。ご了承ください。

 

釧路文学館 - 釧路市中央図書館

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啄木の里ふれあいマラソン大会2020を中止

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マツ

【中止】啄木の里ふれあいマラソン大会

 令和2年9月6日(日曜日)に開催予定としていた第30回啄木の里ふれあいマラソン大会は中止となりました。

 新型コロナウィルス感染症の感染拡大を防止するため,開催を中止します。

 『息切れるまで 駆け出して みたくなりたり 草原などを』

(2020-05-27 盛岡市

 

【中止】啄木の里ふれあいマラソン大会|盛岡市公式ホームページ

京都アニメ 医療の持つ力 啄木ノート推敲の跡

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タチアオイ

有明

看護婦の手の

  • 26歳で早世した石川啄木に、入院生活を詠んだ歌がある。〈脉(みゃく)をとる看護婦の手のあたたかき日ありつめたく堅き日もあり〉。
  • 啄木のノートには推敲の跡が残っている。もとの歌は〈いつもいつもつめたき手よと脉をとる看護婦の手を今朝も見つめし〉だったという。いつも「冷たい」と感じていた手を、「温かい」と思える日がくる。病苦にあえぐ歌人の心を揺らしたのは、医療のもつ力だったろうか。
  • 京都アニメーションの放火殺人事件の容疑者がきのう逮捕された。高度な救命医療とリハビリによってながらえた命の意味は…。

  • 〈何となく自分をえらい人のやうに思ひてゐたりき。子供なりしかな〉。啄木は病院のベッドで、うぬぼれていた自身の心ばえの変化を詠んでいる。いくつもの手に支えられた容疑者に、人の心のぬくもりが伝わったなら、この10カ月は無駄ではなかったと思いたい。(桑)

(2020-05-28 佐賀新聞

 

リンクを開くと「AIが読み上げる有明抄」を聞くことができます。

看護婦の手の|有明抄|佐賀新聞LiVE

<第八首 「若きおとこ」> TVアニメ『啄木鳥探偵處』

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シャクナゲ

『啄木鳥探偵處』第八話あらすじ! 不穏な短歌を残す啄木に京助は不安が募る

アニメージュプラス

 4月より放送中のTVアニメ『啄木鳥探偵處』の第八話あらすじ&先行カットが公開となった。第八話は6月1日(月)よりTOKYO MX、BSフジほかにて放送開始。

<第八首 「若きおとこ」>
 血を吐いて倒れた啄木のもとに、女中の加世が依頼人の環を連れてくる。一度は断った啄木だったが、環の死生観や中性的な魅力に惹かれて依頼を受けることに。

 一方、京助は死を匂わせる短歌を書いた啄木が心配でたまらなかったが、胡堂たちは啄木の冗談としか受け取らず、心配する素振りも見せない。

(2020-05-26 アニメージュプラス)

 

『啄木鳥探偵處』第八話あらすじ! 不穏な短歌を残す啄木に京助は不安が募るが…。 | アニメージュプラス - アニメ・声優・特撮・漫画のニュース発信!

 

「死んだら貴君を守ります」啄木が京助に伝えた言葉

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ドウダンツツジ

石川啄木記念館

アニメ鑑賞部~「啄木鳥探偵處」みてますか?~

2020年石川啄木記念館では、アニメ「啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)」の放送を記念して関連イベントを計画していましたが、残念ながら中止となりました…。

ですが、ぜひ応援したい!!というアツイ気持ちから、毎週しっかり鑑賞しているという職員が、アニメ鑑賞部を立ち上げました。

 

活動報告①「啄木と京助」

第1首では、啄木は瞳を潤ませて京助に

「死んだら貴君を守ります」と伝えるシーンがありました。

これ、実は、実際に啄木が京助に伝えた言葉なのです。
《2020.5.23.更新》

(つづきは下のリンク)

 

アニメ鑑賞部~「啄木鳥探偵處」みてますか?~- 石川啄木記念館

人麿、晶子、啄木、茂吉らと共に、あなたの歌を後世に!

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はなののののはな はなのななあに

『令和万葉集』 作品大募集! 人麿、晶子、啄木、茂吉らと共に、あなたの歌を後世に!!

  • 日本の文化振興に寄与するための事業を手掛ける公益財団法人 角川文化振興財団は、2021年春に刊行予定の 『令和万葉集』 の作品大募集を行います。

1300年の時を超え、響きあう言葉と心  

万葉集』100首+近現代秀歌 800首+一般公募作100首

  • 監修は中西進氏(『万葉集』の選歌も担当)と永田和宏氏。そのほか、現代を代表する12名の歌人が近現代秀歌800首の選歌と一般公募100首の選歌を担当します。一般公募の募集期間は3月25日(水)~7月10日(金)。


[募集要項]

作品 未発表の自作。二重投稿は不可。
要項 はがき1枚に二首まで。何枚でも応募可。
締切 7月10日(金)消印有効

掲載された方には『令和万葉集』を謹呈させていただきます。
(2020-05-22 株式会社KADOKAWA

 

『令和万葉集』 作品大募集! 人麿、晶子、啄木、茂吉らと共に、あなたの歌を後世に!! | KADOKAWA

啄木が送ったハガキには人気芸者の写真が 盛岡てがみ館企画展

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ジュズサンゴ

岩手めんこいテレビ

企画展「北の大地に魅せられて」 盛岡の先人と北海道【岩手県

  • 盛岡ゆかりの偉人と北海道の関わりを紹介する企画展が、岩手県盛岡市にある盛岡てがみ館で開かれている。
  • 石川啄木が函館の仲間に送った東京で人気の芸者の写真がプリントされたはがきとさまざまな資料が集められた。
  • 企画展は9月28日まで(期間延長して)盛岡てがみ館で開かれている。

(2020-05-23 岩手めんこいテレビ

 

企画展「北の大地に魅せられて」 盛岡の先人と北海道【岩手県】

故郷を思うとき 啄木が懐かしんでいたのは……

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ルリヂシャ

「北の文学」80号 巻頭コラム

「ふるさとを脱ぐ」  くどうれいん

  • 「本当に岩手が好きだと思うなら、他県に出ても岩手が好きだと思うはずだよ。県内に居たらそれはわからない。今が出るときなんじゃないかなあ」と、不合格に肩を落とすわたしに高校三年時の学年長の教師はにこやかに言った。
  • 高校時代、文芸部の岩手県大会で賞をとりまくっていたわたしは完全に天狗になっていた。宮城県で一人暮らしをして、その天狗の鼻はあっけなく折れた。
  • ようやく自分の人生を自分の責任で進める決意ができたとも言えた。今まで勝手に背負わされていた気がしていた「ふるさと」から一歩引いて生活できるようになると、突然、石川啄木の歌が身に沁みるようになった。今までは単なる故郷賛歌だと思っていた短歌の「石をもて追はるるごとく ふるさとを出でしかなしみ」と詠む啄木の悲劇ぶったその気持ちが自分に重なった。故郷を思うとき彼が懐かしんでいたのは景色そのものではなく、景色の遠くに浮かぶ、神童だと信じ込んでいた己の顔ではないか。
  • ふるさとが若者の重荷になってはいけない。ふるさとはいつでも脱ぎ捨てて良いショールのようなものだ。寂しくなったときまたいつでも羽織れるように、わたしは糸を紡ぎ続ける。(作家、盛岡市

 文芸誌「北の文学」第80号 岩手日報社

文芸誌「北の文学」第80号 発売 5/24

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「北の文学」第80号 表紙

「北の文学」80号 5月24日発売

岩手日報社は、文芸誌「北の文学」第80号を24日発売します。

  • 優秀作・朝比奈信次さん(北上市)の小説「三月の光」、入選作・中村均さん(滝沢市)の「天国への道」、谷村行海さん(横浜市盛岡市出身)の「マスク」、浅里大助さん(盛岡市)の「風とタイムトンネル」の小説3編を掲載。
  • 寄稿小説は3編。東森りつさん(紫波町)「レディー・ウメ子の初恋」、加藤勝さん(滝沢市)「長袖とヘッドフォン」、古屋貞子さん(洋野町)「鳩の四十九日」。寄稿評論は望月善次さん(岩手大名誉教授)の「『短歌定型論』再考~『第二芸術論』決算と『短歌の誇り』回復のために~」。
  • 巻頭コラム、くどうれいんさん(盛岡市)の「ふるさとを脱ぐ」。グラフ文学散歩は、塩谷昌弘さん(盛岡大文学部准教授)の「小林美代子の釜石を探して」。

A5判、1210円。お求めは書店、岩手日報販売センター、岩手日報社コンテンツ事業部へ。ウェブサイト「岩手日報社の本」からも購入できます。
(2020-05-19 岩手日報

 

「北の文学」80号 5月24日発売 | 岩手日報 IWATE NIPPO