案内やサービス拡充、発信に力点 「行くべき」の追い風に乗って 盛岡市のおもてなし態勢着々
- 1月に、米国ニューヨーク・タイムズ紙の「2023年に行くべき52カ所」に挙げられた盛岡市。新型コロナウイルスの流行が落ち着きを見せる時期、春の観光シーズンとも重なり、同市を訪れる観光客は昨年と比べ増加している。市では、この追い風に乗って国内外の人々に市の魅力を発信しようと、幅広い観光PRや、おもてなし態勢の整備を進めている。(相原礼以奈)
- 同市を訪れる旅行者の相談などに対応しているのが、JR盛岡駅南口のいわて・盛岡広域観光センター。4月1日からは盛岡駅北口に臨時観光案内所を新設(設置は同市、運営は盛岡観光コンベンション協会)し、対応を強化している。
- 同センターによると、4月1~13日の来訪者は邦人993人(22年同期240人)、外国人255人(同4人)。電話での問い合わせは70人(同44人)だった。北口の案内所には同期間で邦人955人、外国人117人が訪れている。
- 1月から4月13日までの間、ニューヨーク・タイムズ紙に関連する問い合わせは邦人217人、外国人6人からあった。記事で取り上げられた場所に行きたいというものが多く、盛岡城跡公園について問われ、啄木歌碑や烏帽子岩などの見どころも含めて案内することも多いという。
(2023-04-22 盛岡タイムス)
http://www.morioka-times.com/detail/