読書
『石川啄木の過程』 新木安利 著 (海鳥社・2200円)
- 石川啄木の評伝。当初、親や妻子を顧みず、文学で身を立てようと奔走した啄木は「英雄きどりの天才」だったと著者は断罪する。
- 「欲望自然主義」者で「権勢欲と出世欲」から「多分、威張るタイプ」だったと容赦ない。しかし、妻の家出で「挫折」。以後、26歳で早世するまで貧困や家族制度などの社会矛盾と向き合いながら自己改革した啄木を、「自己の哲学・文学を実行し、[真の詩人]になろうとした」と高く評価する。
(2020-03-14 西日本新聞)
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まとめ
「石川啄木」
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○『石川啄木の過程』 新木安利 著 (海鳥社・2200円)
読書 3/14
○石川啄木は数々の情感あふれる詩句を残しているが…
春秋 1/6
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(2020-03-14 西日本新聞)