〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 啄木の最期を見届けた友人・若山牧水 企画展 5/22〜9/17


[第9回企画展チラシ]


第9回企画展「啄木と若山牧水

  • 開催期間 平成30年5月22日(火)〜9月17日(月・祝)
  • 入館料・料金 一般:300円 高校生:200円 小中学生:100円 ※市内に住所がある65歳以上と小中学生は無料
  • 場所:石川啄木記念館展示室 企画展示コーナー

旅と酒を愛し、死ぬまで歌を歌いつづけた歌人として知られている若山牧水(1885-1928)。彼もまた、啄木の友人の一人です。
明治45年4月13日には、啄木一家とともに啄木の最期を見届けました。
二人が初めて対面したのは、明治43年11月頃といわれています。それ以前から、牧水主宰の雑誌『創作』に啄木が寄稿するなど交流はありましたが、対面はしていませんでした。それ以後、牧水が啄木の下宿を訪れるなど二人の交流の跡が啄木の日記に記されています。
本展では、そんな牧水の人物像や二人の交流について紹介します。
また、岩手にも三度訪れている牧水について、大正15年11月に来県した際に世話をした福地房志[胡茄](『創作』同人)の関係資料を中心に、岩手とのつながりも紹介します。
若山牧水自筆資料など展示予定。この機会にぜひお越しください。


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[第9回企画展チラシ]


第9回企画展関連館長講演会「啄木と牧水・牧水と岩手」

  • 開催日 平成30年5月27日(日)
  • 時間 13:30〜15:30
  • 場所 渋民公民館 2階大会議室
  • 講師 石川啄木記念館館長 森義真
  • 料金 無料
  • 定員 50人

「啄木と牧水・牧水と岩手」をテーマに、当館館長・森義真(もりよしまさ)がわかりやすく紹介します。
若山牧水は啄木の臨終に立ち会った唯一の友人として知られています。
二人の交友は、明治43年の牧水主宰の雑誌『創作』から始まりましたが、啄木の部屋をよく訪れていたことが啄木日記に記されています。二人の交友について紹介するとともに、牧水が三度訪れた岩手における足跡なども紹介します。
若山牧水と啄木について、あまり詳しく知らない方も、知っているという方も、この機会にぜひお越しください。


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第9回企画展「啄木と若山牧水」ギャラリートーク

  • 開催日 平成30年5月22日(火)、6月23日(土)、 7月29日(日)、8月26日(日)
  • 時間 各日とも14:00〜14:30
  • 場所 石川啄木記念館 展示室
  • 料金 無料(入館料だけで参加できます)

第9回企画展「啄木と若山牧水」について、当館館長または学芸員がわかりやすく解説!
この機会に、ぜひお越しください。


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