〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 「賢治・啄木の初恋」リンゴジャム販売


[セイヨウニンジンボク]


盛岡産リンゴ使ったジャム販売へ 「賢治・啄木の初恋」をイメージ

  • 青山地区まちづくり協議会(盛岡市青山2)が12月3日、盛岡で生まれたリンゴ「ちなつ」を使ったジャム「盛岡の初恋」の販売を始めた。
  • 新商品のジャム発案者の藤元眞紀子さんは朝市の常連客。リンゴ好きで、オーナー制のリンゴ園を通じて栽培にも携わっている。藤元さんは「ジェネバ」という品種のリンゴと出合ったことをきっかけに、「初恋」をイメージしたりんごジャムを思いついたという。
  • 藤元さんは「ジェネバは皮から中身まで赤色のリンゴ。加工せずに生のまま保存していると中身が色あせてしまうことを知り、まるで時が経つごとに忘れてしまう初恋のようだと思った」と話す。「盛岡は宮沢賢治石川啄木が青春時代を過ごし、初恋を経験した場所。リンゴを通じて、賢治や啄木のことも広めたいと考えていた」とも。ビンの蓋にかぶせる短冊は「赤レンガ」をイメージしたデザインで、裏面には賢治と啄木が詠んだ「初恋の歌」一首を添える。
  • 700個限定、価格は1,058円。盛岡ふれあい覆馬場プラザ、カネイリスタンダードストア、ななっく、「すっぱい林檎の専門店。」ネット通販で取り扱う。

(2017-12-05 盛岡経済新聞)


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