〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 啄木の娘の看病をした友人に感謝 啄木直筆資料展 10/7〜4/4

啄木つづった悩みや感謝 手紙など7点 函館で直筆資料展

  • 函館ゆかりの歌人石川啄木の直筆の手紙やはがきなどの展示会「石川啄木直筆資料展」が、函館市文学館(函館市末広町)で開かれている。筆が進まず悩んでいる様子などをつづった手紙など7点を並べた。
  • 啄木が1908年(明治41年)に上京してすぐ函館の友人宛てに「小説に転ずるという考えが知人たちの賛同を得た」「小説を執筆し始めたが、なかなか筆が進まず困惑している」などを記した手紙4点とはがき3点を展示した。函館に残してきた病気の娘の看病をしてくれた友人に感謝の気持ちを記したものもある。

(2017-10-12 北海道新聞


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平成29年度 石川啄木直筆資料展
 「明治四十一年五月の書簡」

  • 会期 平成29年10月7日(土)〜平成30年4月4日(水)
  • 会場 函館市文学館2階展示室

函館市文学館では、明治41年5月の東京 市千駄ケ谷、そして、東京市本郷から宮崎大四郎(郁雨)と吉野章三(白村) に宛てた手紙4通とはがき3通を展示します。

展示資料
1.明治41年5月 2日 宮崎 大四郎 宛書簡
2.明治41年5月 4日 宮崎 大四郎 宛はがき
3.明治41年5月 7日 吉野 章三 宛書簡
4.明治41年5月11日 宮崎 大四郎 宛書簡
5.明治41年5月25日 宮崎 大四郎 宛はがき
6.明治41年5月27日 宮崎 大四郎 宛はがき
7.明治41年5月28日 宮崎 大四郎 宛書簡



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