〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 コンサート「今、啄木と樹人が鹿角によみがえる!」 10/9


「啄木と樹人 ふるさとコンサート in 常照寺」

  • とき 2017年10月9日(月・祝)13:30 開演 (開場 13:00)
  • ところ 常照寺 秋田県鹿角市毛馬内

      啄木の曾祖母熊谷ヱイが生まれた寺

  • 入場料 一般前売 1000円 高校生以下 500円(当日券なし)
  • 内容

石川啄木「鹿角の国を憶ふ歌」の朗読 *解説「啄木と鹿角」
*啄木生命(いのち)を歌う 越谷達之助作曲「啄木によせて歌へる」より
*啄木と交流のあった詩人たちの歌 北原白秋 野口雨情 若山牧水 与謝野晶子
*解説「啄木と樹人」 *小田島樹人作曲の歌 *鹿角ゆかりの歌

  • 出演者

テノール/森田純司 ピアノ/平井良子 ナレーション/伊藤八重子 朗読/沢田欣之 湯の華コーラス


石川啄木と鹿角
石川啄木の母方の曾祖母熊谷ヱイは毛馬内の常照寺生まれで、啄木は鹿角をこよなく愛し、10代の時に「鹿角の国を憶ふ歌」と「錦木塚」の詩で鹿角を詠っている。啄木が敬慕した長姉サダは小坂鉱山で31歳の若さで5人の子を残して亡くなっている。


〇小田島樹人と石川啄木

小田島樹人(明治18年〜昭和34年)は花輪谷地田町で生まれる。東京音楽学校(今の東京芸大)卒業。主な作曲に「おもちゃのマーチ」「山は夕焼」などがある。樹人は盛岡中学で啄木の一学年下であったが、啄木と交友のあることが確認された。最近の研究では、石川啄木記念館館長の森義真氏の考察により、啄木が鹿角・十和田湖を訪れた可能性が高いとされているなか、樹人が啄木を案内した可能性について模索されている。

  • 問い合わせ 勝又(Tel 0186-35-3317)  村木(Tel 0186-23-6567)




啄木の息-文学散歩「秋田県鹿角と石川啄木をつなぐ縁」