〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「第14回啄木・雪あかりの町・くしろ」入選作品 〜1/21

「雪あかり短歌の入選作品を展示/港文館」【釧路新聞

  • 釧路新聞社が「第14回啄木・雪あかりの町・くしろ」に向けて募集した短歌の入選作品の展示が21日まで港文館(釧路市大町2)で開かれている。
  • 今回は釧路、根室地方の短歌愛好者から79首の応募があった。釧路歌人会会長の駒板芳夫氏が選者を務めた。天位、片山洋子さん「渋民の母をしのんでうたをよむ凍てつく夜のトンケシの宿」。地位、米島純一さん「三行の歌に残れる傷心を声出し歌ふ雪あかりの町」。人位、菅野貴之さん「さすらひの果てに着きたる夜の宿インク凍りし嘆き歌あり」。
  • それぞれの作品とも明治時代に新聞記者として活躍しながら短歌を創作し続けた啄木の生涯を感性豊かに詠み上げている。

(2017-01-11 釧路新聞

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